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株主・投資家の皆様へ


平素は格別なるご高配を賜り厚く御礼申しあげます。
さて、当社第56期(2018年度)が終了いたしましたので、ここにご報告申し上げます。

1.営業の概況

 当社グループは、中期経営計画の初年度として目指す姿を新たに設定し、「成長を遂げる」のスローガンのもと次の3項目を重点に取り組んでまいりました。
  1. 国内事業基盤に対し、積極的投資による改善改革(省人化・合理化)を行い、海外事業は事業拡大を目指し、更なる利益を出す。
  2. 先を見据えた将来に繋がる新事業、新商品・新部品をお客様に提案していく案件を創り出す。
  3. 固定観念に囚われること無く、当事者意識を持ち挑戦し続ける風土を創る。
 具体的には、「国内事業基盤に対し、積極的投資による改善改革(省人化・合理化)を行い、海外事業は事業拡大を目指し、更なる利益を出す。」について、国内では生産工程の省人化・合理化を進めてまいりました。一方海外では、ベトナム新工場建設により、日本、中国、ベトナムでの整流化を進めてまいりました。また、インドでの更なる成長を図ることを目的とし、ASTI INDIA PRIVATE LIMITEDは2020年の本格稼働に向けて、準備が進んでおります。
 「先を見据えた将来に繋がる新事業、新商品・新部品をお客様に提案していく案件を創り出す。」につきましては、新規事業部を発足し新たな製品の事業化を推進、また開発事業部では従来からのパワーエレクトロニクス技術を活用した新たな製品開発を推進しております。また、ベトナムに研究開発、製品設計、生産設備設計を目的としたASTI RESEARCH AND DEVELOPMENT VIETNAM CORPORATIONを2018年12月24日に設立し、新たな技術テーマの取組と技術者の育成に努めてまいります。
 「固定観念に囚われること無く、当事者意識を持ち挑戦し続ける風土を創る。」につきましては、積極的なジョブローテーションと研修制度(語学・海外・技能)の充実を図り、社員のスキルアップに努めてまいりました。
また、第56期の期末配当金は、業績及び今後の事業展開等を総合的に勘案いたしまして、1株につき70円とさせていただき、中間配当につきましては見送らせていただきましたので、当期の年間配当金は1株につき70円となりました。

2.通期の業績見通し

 当社グループを取り巻く経営環境につきましては、中国経済の停滞による市場縮小や、自動車業界におきましては大変革時代を迎え、自動車のつながる化・自動運転化・共有化・電動化に伴って発生する新たな市場の競争激化など、予断を許さない状況が続くことが想定されます。
 このような中、将来に向けた更なる成長に繋がる土壌を築き上げるために、国内事業におきましては、高付加価値な新商品・新部品の開発、当社独自の新工法・新設備の開発導入、工程の省人化・合理化・省スペース化、間接業務のIT化の推進が重要となっております。海外事業におきましては、更なる事業拡大に向けた商材開拓、生産能力増強、為替リスク・国際税務リスクへの対応、人件費高騰への対策としての省人化・合理化工程構築が課題となっております。
これらに対処すべく、当社グループは2018年を初年度とする3ヶ年の中期経営計画に則り、「成長を遂げる」のスローガンのもと、
  1. 各国内工場は徹底的に改善改革(省人化・合理化・省スペース化)を行い、更なる利益を出す。
  2. 商品構造が変化する中、将来に繋がる新事業・新商品・新部品をお客様に提案していく案件を創り出す。
  3. 会社のしくみを変え、会社風土改革に結び付ける。
上記3項目に注力し、グローバルでの事業拡大、環境変化に強い経営基盤の構築と収益力の強化に努めてまいります。

株主の皆様におかれましては、今後とも相変わらぬご支援を賜りますようお願い申しあげます。